日本からザンビアへ初めて着任した翌日（その時はルサカにおりました）、スーパーマーケットが近くに無かったので、信頼できるドライバーさんを紹介していただいて、タクシーで食材を買いに出かけました。その途中、大きな通りに意外と？と言ったら失礼にあたりますが、素敵なホテルやコテージ風の宿泊施設がタクシーの車窓から見えました。
観光の職種で着任したので、宿泊施設には、とても興味があります。
「ルサカで老舗のホテルはどこですか？」
とドライバーさんに尋ねると、
「それは、やっぱり、パモジだよ」と言って、「帰り道にあるから教えてあげる」と
言ってくれました。
帰り道にその前を通ると・・・おおーっ！外側からも素敵だとよくわかります。
いつの日か、泊まってみたいと思い、ザンビアに来て約９ヶ月過ぎた時に、やっとその機会をつかみました。
ホテルのスタッフさんは、思いやりいっぱいで、とっても素敵でした。
特に、お部屋まで案内してくださったNさん。
お子さんが日本が建てた学校に通っているとのことで、「日本は素晴らしい国だ」、「日本を尊敬している」、と熱く語ってくださって、私も日本を褒めてくださったことにとても感激しました。
「客室のテレビでNHKを見ることができるよー」と言ってくださって、一生懸命にチャンネルを合わせてくださるのですが、なぜか、NHKが映らず・・・ > < （客室にはNHKの案内があるにもかかわらず・・・）
でも、その一生懸命な誠実な姿、本当に感謝です。ありがとうございました！
そして、ロビーのスタッフさんから、バンド演奏があるレストランで夕食が出来るときいて、夕方１階のそのレストランに向かいました。
席について少し時間が経った頃、どこかで聴いたことがある曲が・・・
それは・・・
「上を向いて歩こう」でした♪
素敵な曲の演出が心に沁み渡っていきます。
ザンビアでの任期が終わり日本へ帰国する前日、もう一度「タージ・パモジ」で過ごしたいと思い、宿泊しました。
日本からのお客様の構成比は少ないのもあってか？！、たまたまスタッフさんが私を覚えていて、とても嬉しかったです。
夕食は、あのバンド演奏が入るレストランでとりたいな・・・と思い、「演奏やっているかなー」と思いながらレストランに近づいていくと演奏が聴こえてきました。
よかったー。
そして、席について少しすると、「上を向いて歩こう」が・・・・
ザンビアを離れる最後の夜に再び心に染み渡る曲を聴くことが出来て、とても嬉しく、そしてここを離れることの寂しさ・・・でも、感無量でした。
またいつの日かここで過ごしたいです。
パモジの接客は、スタッフさん一人一人の個性が光る接客で、とても素晴らしいと感じます♪日本が学ぶところが沢山つまっています♪
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