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執筆者の写真Zambia FAN

地域の優しいパワーを感じるカサンカナショナルパーク


ザンビアのセントラル州にある「カサンカナショナルパーク」。毎年10月から12月に1000万匹ものコウモリが大集結します。この様子は、過去にNHKの「ダーウィンが来た!」やBBCでも取り上げられました。

どうしてもコウモリの様子を一目見てみたいと思い、なんとかお休みが取れた2018年のクリスマスから年末にかけて行くことにしました。ですが、この時期ですと、もしかしたらコウモリ集団はすでに解散?!しているかもしれない状況です。12月の上旬から数日おきに、「コウモリは25日以降、まだいますか?」という、わけのわからない私の質問メールに「いるかもしれないし、いないかもしれないですね♪・・・・・見れるといいですね♪」と何度も付き合ってくださったスタッフさんに今でも心から感謝しています。


首都のルサカを午前9時30分頃車で出発し、到着したのは夕方5時頃でした。

雨季に入ってしまっていたので、到着時は雨でした・・・






コウモリの移動はと早朝とのことで、本当は到着後すぐに生息地に行ってみたかったのですが雨のため断念。翌日の早朝に行くことにしました。


翌日、さっき寝たばかりなのに・・・といった状況でしたが午前3時に起きて、ガイドさんと一緒にコウモリの生息地へ。

圧巻で荘厳、目の前に広がる光景見ていると心が落ち着き、そして心が洗われました。この感覚はどこかで感じたことが・・・そうです!京都の庭園を見ている時の感覚です!








この時の一番の目的はコウモリでしたが、新たな魅力を発見しました!それは・・・蛍です!

虫に詳しくないので蛍と勝手に思っているのかもしれないのですが、ロッジで寝ているときに暗い部屋の中で光り輝いていました。ロッジのレストランから湿原が見えるのですが、日が沈んで夕食を食べている時にキラキラ光っていたのは蛍だったんだとこの時にわかりました。蛍の光で就寝できるとは、とっても贅沢な時間をいただきました!



ピントが外れていますが部屋で光り輝いていた蛍の写真です。

(この虫が蛍だと思っているのは私だけかもしれません・・・虫に詳しくなくて申し訳ありません・・・泣)




宿泊したワサロッジのレセプションなどのメイン棟です♪




2泊したのですが、雨のため、結局コウモリツアーに行けたのは1度だけでした・・・

が、コテージから緑いっぱいの湿原を見ながらゆっくり読書をしたり、雨に濡れる緑の湿原を眺めたり、のんびりと過ごすことができました。




緑の中にインパラの美しい茶色の毛が映えます♪


実は夕食が終わってレストラン棟からの帰り道、真っ暗の道を懐中電灯を使わず数分歩いて泊まっているシャレーに向かっていたのですが、足元の水たまりに落ちないようにと途中で一瞬懐中電灯を付けましたら、インパラかと思われる群に囲まれていて、お互いにびっくりして逃げ惑いました。きっと日が暮れて、人もいないから移動していたのでしょうか・・・本当に驚かせてしまって申し訳なかったです・でも、幻想的な空間に一瞬でも一員になれたような気がして、とても嬉しいです。



「カサンカナショナルパーク」は恐らく?!地味な国立公園だと思います・・・どうしてもライオンなどの肉食獣などがいるような国立公園が注目を浴びたりしますが、植物食動物が生息するここは、自然の中に溶け込める心地よい国立公園だと実感します。

私は以前、昆虫や爬虫類は、あまり得意ではなかったのですが、「カサンカナショナルパーク」のフェイスブックに掲載されているカタツムリや爬虫類の写真を見て、苦手から好きに変わりました♪

全ての生き物に「愛」と「敬意」を持って接していること、そして、地域の方々がゲートを開閉されるお仕事、国立公園の整備、ガイド、ドライバー、レンジャー、宿泊施設スタッフなどなど国立公園の仕事に関わっていて、あらためて「観光」と地域の繋がりを教えていただきました。


オンラインパンフレット


カサンカナショナルパーク 




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